お使いのコンピューターを保護するため Internet Explorer はこの Web ページを閉じました。|原因と対処方法
IE8を普段から使っているのですが、よくこのメッセージが表示されます。
メッセージ警告の内容は
お使いのコンピューターを保護するため Internet Explorer はこの Web ページを閉じました。
正しく機能しないアドオンまたは悪意のあるアドオンが存在するため、Internet Explorer はこの Web ページを閉じました。
解決策:
ホーム ページに移動
google.com に戻ります
詳細情報
Windows データ実行防止機能によって、システム メモリを不正に使用しようとしたアドオンが検出されました。正しく機能しないアドオンや悪意のあるアドオンである可能性があります。
と書かれています。
ちなみに個人的なIEブラウザのアドオンやツールバーは
Googleツールバー
ロボフォーム
Google Gears
など。
なんとなくGoogleのサービスを使っていると発生する警告。マイクロソフトと相性悪いのかな?
詳細ページはマイクロソフトの解説があります。推奨する対処法です。
次の操作が可能です:
データ実行防止 (DEP) セキュリティ機能の詳細をオンラインで表示する
データ実行防止とは
データ実行防止 (DEP) は、ウイルスやその他のセキュリティ脅威によってコンピュータが被害を受けないようにするためのセキュリティ機能です。有害なプログラムが Windows を攻撃するときは、Windows および他の正規プログラムのために確保されたシステム メモリからコードを実行しようとします。この種の攻撃はプログラムやファイルに被害を与えます。
DEP は、プログラムを監視し、システム メモリが安全に使用されているかどうかを確認することによって、コンピュータを保護します。コンピュータ上のプログラムがメモリを不正に使用していると判断した場合は、そのプログラムを終了して、ユーザーに通知します。
ウイルス感染の恐れがあるんでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。マイクロソフトの解説ページに書いてあるウイルス感染の恐れという表現はやや古い表現かもしれません。PCユーザーの意図した操作とは違う動き(勝手に違うページを開くあるいはジャンプさせる動き)は確かにウイルス感染したパソコンで起こる現象であり、ウイルス感染したwebサイトで発生する動きかもしれません。
しかし、最近はそういった自動的なページ遷移を意図的に行っているサービスもあるためこういう動きがすべてウイルス感染といった表現をされると怖くなってしまいます。
実際にほかのブラウザでは一切このような警告メッセージは出ません。
IEのツールバーやアドオンをツールのアドオンの管理から不要なものを除外すればこのような警告は発生しなくなります。しかし、実際に最近のwebで(特にGoogleサービス)では必要不可欠なアドオンばかり。削除していてはネット活用が不便になります。
今のところ、ウザいとは思いますが(IE8)この警告メッセージは特に気にしないでいいでしょう。
ただし、ウイルス対策ソフトを導入していないパソコンではこれが本当にヤバイ状態だったりするかもしれません。
Eset smart securityならこの警告メッセージが出てもなんら心配は不要です。
なぜならこういったブラウザの自動遷移をさせる悪意のツール類の動きには非常に敏感なセキュリティソフトだからです。